💰 電子マネーチャージでポイントが貯まるクレジットカードの選び方【Suica・楽天Edy・nanaco】
最終更新日:2026年7月20日
「Suicaやnanacoにクレカでチャージすればポイントが二重取りできるのでは?」と考えたことはありませんか。発想は正解ですが、実はいま主流の年会費無料カードは「チャージはポイント付与の対象外」というルールが多数派です。知らずにチャージ用に使うと、貯まっているつもりで1ポイントも付いていなかった……ということも。この記事では、電子マネーチャージとポイントの関係を整理し、チャージでもポイントが貯まる代表的なカードと注意点を中立に解説します。
大前提:「チャージはポイント対象外」のカードが多い
クレジットカードのポイントは、原則「ショッピング利用」に対して付きます。電子マネーへのチャージは商品を買う行為ではなくお金を移す行為に近いため、多くのカード会社がポイント付与の対象外(または減額)に設定しています。
たとえば、当サイトで紹介している定番カードでは次のような扱いです(2026年7月時点)。
| カード | モバイルSuicaチャージ | 楽天Edyチャージ |
|---|---|---|
| 三井住友カード(NL) | ポイント対象外 | ポイント対象外 |
| JCBカードW | ポイント対象外 | ―(チャージ元に不可) |
| 楽天カード | ポイント対象外 | 0.5%付与 |
| リクルートカード | 付与対象(月3万円まで) | 付与対象(Visa/Mastercard、月3万円まで) |
つまり「普段の買い物では高還元」なカードでも、チャージ用としては1ポイントも付かないことがある、というのが出発点です。電子マネーとクレカの関係そのものを整理したい人は、電子マネー・QR決済との違いの記事を先に読むと理解しやすくなります。
チャージでポイントが貯まる代表的なカード
リクルートカード:チャージ対応の広さで定番
年会費永年無料・基本還元率1.2%のリクルートカードは、電子マネーチャージがポイント加算の対象になる数少ない定番カードです。ただし細かいルールがあります。
- 対象の電子マネーは国際ブランドで異なる:Visa・Mastercardなら楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAなど、JCBならモバイルSuicaなどに限られます
- ポイント加算はチャージ合算で月30,000円まで(毎月16日〜翌月15日集計)。超えた分は対象外です
- チャージ分の還元率はブランドや電子マネーにより通常より下がる場合があります(JCBブランドは0.75%との案内が一般的)
- nanacoチャージの新規登録は2020年3月で終了しており、現在新しく作ってもnanacoには使えません
細かい条件はありますが、「チャージにも使える高還元カード」として最有力の一枚です。カード自体の詳しい解説はリクルートカードのレビュー記事をご覧ください。
楽天カード:楽天Edyとの「二重取り」がシンプル
楽天カードから楽天Edyへのチャージは、200円につき1ポイント(0.5%)が貯まります。さらにEdyで支払うときにも200円につき1ポイント(0.5%)が貯まるため、チャージ0.5%+支払い0.5%=合計1.0%の「二重取り」が成立します。楽天経済圏をよく使う人には管理もシンプルでわかりやすい組み合わせです。詳しくは楽天カードのレビュー記事へ。
Suicaを本気で使うなら「ビューカード系」も選択肢
通勤・通学でSuicaを毎日使う人なら、JR東日本グループの「ビューカード」系のカードも知っておく価値があります。モバイルSuicaへのチャージや定期券購入で1.5%前後のJRE POINTが貯まるのが特徴で、Suicaチャージに関しては年会費無料の定番カードより有利です。一方で年会費がかかるカードもあるため、Suicaの利用額と年会費のバランスで判断しましょう(当サイトでは詳細レビューは行っていないため、条件は公式サイトでご確認ください)。
nanacoは「チャージできるカード自体」が少ない
nanacoは以前多くのカードからチャージできましたが、現在はチャージ元として登録できるカードがセブン&アイ系のカードなどごく一部に限られています。すでに手元にある定番カードでnanacoチャージのポイントを狙うのは難しいのが実情で、nanaco中心の生活でなければ無理に対応カードを増やす必要はありません。
チャージ運用の注意点3つ
① 「チャージで貯める」ために無理をしない
チャージ分の還元率の差は、月数万円のチャージでも年間数百〜数千円程度です。この差のためだけに使わないカードを増やすと、管理の手間や使いすぎのリスクの方が大きくなりがちです。まずはメインカードを1枚きちんと選ぶことが先決です。
② ルールは「改定」される前提で考える
チャージのポイント付与条件は、各社でたびたび見直されてきた歴史があります(対象外化・上限追加など)。「昔の情報」で判断せず、申し込み前・運用中も公式サイトの最新条件を確認する習慣をつけましょう。
③ タッチ決済で足りるケースも多い
最近はカードやスマホのタッチ決済がコンビニ・駅・飲食店で広く使えるため、そもそも電子マネーにチャージしなくても、クレカ払いのポイントをそのまま受け取れる場面が増えています。タッチ決済の使い方の記事も参考に、チャージが本当に必要かから考えるのがおすすめです。
まとめ
電子マネーチャージとポイントの関係は、「チャージは対象外が主流」「例外のカードにも上限や条件がある」の2点を押さえれば整理できます。チャージも含めて広く貯めたいならリクルートカード(月3万円までの上限に注意)、楽天Edyを使うなら楽天カードの二重取り、Suicaのヘビーユーザーならビューカード系という整理が2026年7月時点の現実的な選び方です。数値・条件は変わることがあるため、最終確認は必ず各カード公式サイトでお願いします。